多くの店舗様にご導入いただいている賞味期限管理アプリ「Semafor(セマフォー)」が、新名称「Expiry Management(エクスパイリー・マネジメント)」としてリニューアルされました。これにより、従来の便利な機能はそのままに、さらに使いやすく、効果的な管理を実現する❝賞味期限管理のためのプラットフォーム❞へと進化いたします。

2025年2月18日 Whywaste Japan シニアオフィサー 小川 訓昌

■ リニューアルの背景

 今回の名称変更は、WhywasteとUpshopのブランド統合によるものです。この統合により、Upshopが提供する先進的な店舗運営テクノロジーと、Whywasteの賞味期限管理に関する専門性が融合し、食品小売業界全体の効率化を目指す包括的なソリューションが誕生しました。両社の強みを活かし、食品廃棄ロス削減や持続可能性向上を支援します。

Upshop社は、米国フロリダ州に本社を構える企業で、食品小売業者向けに店舗管理のソリューションを提供しています。予測から在庫管理までを効率化できるクラウド型のサービスを提供し、店舗運営をより簡単でスムーズにします。。現在、450社以上の小売業者と50,000店舗以上が利用し、売上向上やロス削減、持続可能性の向上に貢献しています。
Upshop公式ウェブサイト: https://upshop.com 

■ アプリアイコンの変更

 リニューアルに伴い、アプリ名称が「Expiry Management(賞味期限管理)」に変更され、「商品の賞味期限や使用期限を追跡・管理する」というサービスの機能と役割が明確となりました。また、アイコンも新たにUpshop社のロゴマークへと一新されました。これにより、ブランド統合後の一貫性が強化されました。

■ リニューアルのポイント

 『Expiry Management』は、これまで多くの店舗で導入されてきた賞味期限管理アプリ「Semafor」をさらに進化させ、❝賞味期限管理のためのプラットフォーム❞ へとアップグレードいたしました。 高度な日付管理機能に加え、先進的な技術との連携を実現。賞味期限管理の効率化から廃棄ロスの削減、そして利益最大化まで、多角的な課題解決を可能にします。

■ さらに使いやすく、効率と効果を高めます!

「Expiry Management」は、店舗スタッフが使いやすいデザインで賞味期限管理を効率化し、日々の作業の負担を減らします。また、廃棄ロスを減らして利益を増やすことで、環境に優しい持続性の高い店舗運営を支援します。

Expiry Management

さらに、今回のリニューアルでは、サポート機能が強化され、便利に安心して使える仕組みが整いました。これにより、店舗オペレーションをより幅広く支える頼れるツールとなっています。

 さらに、チェーン全体の施策に合わせ、余剰商品の管理をさらに効率化させるとともに、社会貢献や収益向上をより実現しやすくする2つの新機能を追加しました。(一部、準備中)

■先端技術との連携も加速

Expiry Managementは、これら先端技術との連携を活用し、店舗運営の効率を大幅に向上させるだけでなく、「売り切るチカラ」を高めることで廃棄ロス削減にも貢献します。賞味期限管理において新しいスタンダードを目指すExpiry Managementを、ぜひご体感ください。

【OCR(文字認識)機能】

Expiry Managementでは、OCR(文字認識)機能に対応したデバイスを活用することで、商品パッケージに記載された賞味期限やロット番号を自動で読み取ることが可能です。
この機能により、手作業による入力ミスを防ぎ、正確なデータを瞬時にアプリへ登録できます。この自動化により、現場スタッフの負担が軽減され、より付加価値の高い業務に集中できる環境を提供します。

【電子棚札(ESL)】

Expiry Managementは、電子棚札(ESL)と連携することで、対象商品の特定作業を劇的に効率化します。アプリ内で選択した商品に対応する電子棚札のLEDが点滅するため、店舗内で膨大な数の商品から該当商品を簡単に見つけ出すことができます。これにより、賞味期限が近い商品や割引対象商品の特定作業が迅速化され、陳列棚での作業時間が大幅に短縮されます

【モバイルプリンター】

Expiry Managementはモバイルプリンターとの連携で、現場スタッフがアプリから直接割引シールや特売ラベルをその場で発行することができます。賞味期限が近い商品に対して、即座に値引き対応が可能となるため、迅速な在庫消化が実現します。これにより、食品ロスを減少させるだけでなく、タイムリーな値引き対応で顧客満足度を向上させる効果も期待できます。