■最低賃金は、28円の引き上げへ

全国加重平均額の推移

中央最低賃金審議会(厚生労働省の諮問機関)の小委員会において、最低賃金の引き上げが示されました。コロナ禍で業績不振の中小企業も多い中、収益圧迫や正社員の業務負担の増加、パートなど非正規雇用者へのしわ寄せなどが懸念されています。政府は6月、最賃で全国平均の時給を早期に千円に引き上げるとの方針を示しており、最低賃金の引き上げは毎年の恒例行事になるものと思われます。企業各社においては、最低賃金1000円を見据えた業務改善を急ぐ必要がありそうです。

■店舗における業務改善

食品小売業は、人手がかかる業務が多く、生産性の低い業態と言われています。
なかでも、現場(売場)において大きい負担となっている業務はこの3点ではないでしょうか?

  • 品出し
  • レジ対応
  • 賞味期限チェック

これらの業務を改善することが、最低賃金の引き上げへの対策、ひいては生産性の向上には有効と言えます。

■デジタルのチカラで業務改善を!

DX (Digital transformation)という言葉が定着していますが、難しいことはさておき・・・、
今の時代、デジタルのチカラを現場(売場)に取り込むことは、業務改善に必須と言えます。大切なことは、その上で業務プロセスや人員配置を組み立て直す(変革する)ことです。現状の業務プロセスにデジタルをはめ込むのも一手ですが、さらなる生産性向上を目指すのであれば、プロセス自体から見直す検討もおすすめします。
DXと言われると大掛かりなもの、また、デジタル=システム構築=莫大な経費と時間=メンテナンス費用・人的負担増、このようなイメージをお持ちの方も多いと思われますが、決してそればかりではありません。スマートパッケージでリーズナブルなデジタル・サービスも存在します。
DX (Digital transformation)
経済産業省では、”企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること” と定義しています。

■賞味期限チェックのデジタルソリューション 『Semafor』(セマフォー)

弊社が提供する、スマートでリーズナブルなデジタル・サービスをご紹介します。

『Semafor』とは、“信号機”という意味です。
『Semafor』は、3色の信号で販売期限切れのリスクのある商品を教えてくれるアプリケーションです。売場のご担当者は、信号の色に合わせた対処法を実行し、食品廃棄を防ぐことが可能です。また、定期的に全商品の賞味期限をチェックする必要がなくなるため、大幅な作業時間と人件費を削減します。また、システムを構築する必要もないため、手軽に導入いただけます。

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お問合せの内容に合わせて資料をご提供させていただきます。
また、ZOOMでの詳しい説明やデモンストレーションも喜んでさせていただきます。
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